溶接用品サンテックよりおしらせ

1949年創業の老舗。溶接用品専門ネットショップ、サンテックよりお知らせ致します

ニッコー 硬化肉盛用ガス溶接棒 DTW-5000

 大阪が誇る溶接棒メーカーの雄、ニツコー熔材工業株式会社……。1940年創業の日興商会を祖とし、1942年に日亜製鋼株式会社(現日新製鋼)と技術提携、その名称は今も日亜溶接棒という商号に引き継がれています。

 当店でも、その伝統ある日亜溶接棒を各種取り揃えています。当店で一番、日々の需要が多いのはステンレスTIG溶接棒でしょうか。

yousetsuyouhin.ocnk.net

 さて、その中でもやや特殊な硬化肉盛用ガス溶接棒DTW-6500。土木用重機部品等の溶接に用いる硬化肉盛用ガス溶接棒ですが、先日新たにご注文がありました。特殊な用途ですが、実は以前から当店に在庫あり。ところが、今回切らしてしまい、取寄せ注文をしたところ……

 残念ながらDTW-6500は既に生産中止とのことでした。

 急遽お客様と相談の上、現行のDTW-5000にご注文内容を変更。当店では気付かず、お客様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

 これに伴い、商品ページもDTW-5000に差し替えました。

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 両者の違い、ですが、分散してある超硬チップの大きさが違います。6500が5.0mm-6.5mmに対し、当DTW-5000が3.5mm-5.0mmと、ちょっと小ぶりに。

 仔細はメーカーウェブサイト内にあるカタログをどうぞ。

http://www.nikko-yozai.co.jp/wp/wp-content/themes/nikko/pdf/NIKKO05_P279.pdf

 えー、今回、価格も改定になっており、以前より少々値段が上がっております。高価な溶材ではありますが、本来2.4kg単位での梱包のところ、当店では1本単位でバラ売り致します。どうぞご検討下さいませ。

 以下余談ですが、ちゃんとメーカーウェブサイトの目録やカタログからもDTW-6500がひっそり消えていますね。それにしても、このウェブサイト、滅茶苦茶キレイというかしっかりしたものですね……。

ニツコー熔材工業株式会社

 数ある溶接用品メーカーの中でも最たるものではないでしょうか。製品検索も便利です。

 このカタログ等にも用いられている、機械仕掛けのカジキマグロ(?)マークも格好良いですね。母材は何でしょうか。